MacBook上にWindowsXP SP3を入れたらたいへんめんどくさいことに。

MacProのVMware Fusion 1.1.2上で
WindowsXP SP3がMicrosoft Update経由で問題なくインストールできたので
調子に乗ってMacBookの方にもSP3を何も考えずに入れたところ、
ブルースクリーンが出て無限再起動な状態になってしまいました・・・

スナップショットをインストール前に取っていなかったので
かなりめんどくさいことになりましたが、なんとかSP3適用前まで戻し
最終的にSP3をちゃんとインストールすることができました。

とりあえず、Windowsの回復コンソールからの復旧を試みました。

Windows XP SP2 を回復コンソールからアンインストールする方法
http://support.microsoft.com/kb/884090/JA/

タイトルには「SP2」とありますが、SP3と手順は同じです。
しかし、まずこの回復コンソールを選択したところで
「コンピュータにハードディスクがインストールされていません」と表示されて
そのままでは起動できない! えええ〜
なんでなのか最初はよくわからなくて、ざっくりインターネットを検索しても
この段階であきらめて再インストールしてしまう人が多いようです。

で、よくよく考えてみると
VMware FusionにWindows XPをインストールするとき、
簡易設定ではプライマリHDDがSCSIドライブとして設定されます。
どうやら復旧時は、そのままではVMware用のSCSIドライバーがなくて
HDDを認識できていない様子です。
復旧時、SCSIドライバーをちゃんと指定する必要があります。

まず、サードパーティーのドライバー入れたかったらF6押せよ〜と数秒表示されるところで
すかさずF6を押します。MacBookだからFn+F6ですが。

そうすると、やがてドライバー指定画面になりますので、
まずSを押します。

Aドライブにドライバーディスク入れてよ〜と言われるので、
VMware FusionのWebサイトからドライバーディスクイメージをダウンロードして突っ込みます。

ドライバとツール - VMware
http://www.vmware.com/jp/download/fusion/drivers_tools.html

ここから「SCSIディスクドライバ」をダウンロードし、
解凍した「vmscsi-1.2.0.4.flp」をVMware上のフロッピーにマウントできたら
Enterを押します。

「VMware SCSI Controller」が選択できるので、Enterを押します。

ドライバー指定画面に戻ってからまたEnterを押すと、
以降はプライマリHDDが認識できるようになるので
先ほどのアンインストール手順に従ってアンインストールしましょう。
けっこう時間がかかりますが、これでようやく復旧。おめでとうパチパチ。

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で、その後いろいろパターンを変えて試してみたんですが
どうもMacBookへのMicrosoft Update経由のSP3適用は、かならず途中で失敗してしまいました。
SP3インストールディスクを使うと戸田のMacBookでは問題なくインストールできましたので、
万策尽きた方はダウンロードセンターからダウンロードしてみてください。

Windows XP Service Pack 3 - ISO-9660 CD イメージ ファイル
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2fcde6ce-b5fb-4488-8c50-fe22559d164e&DisplayLang=ja