たとえば、僕の祖父のひとりは60過ぎで亡くなったのですが、
それに沿えば、僕の父親はもう数年内には亡くなってしまうし
僕の人生もぼちぼち折り返し点に差しかかるということです。
と、いうことを考え出すと、すごくいのちがいとおしくなります。
そんなもんでなくなっちゃうんだな。
でも、だからと言って何ができるわけではないのですね。
僕や父親は祖父ではないですから、
死に至るまでは、それぞれの理由と、期間があり、
60歳で必ず死ぬという保証はない。
僕なんか、望む望まざるに関わらず、明日にも死んでしまうかもしれない。
どんな風に生きたって、生き切ることなんて絶対にできないはずなんだ。
生きている限りは志は絶えなくて、
ゆえに死ぬときは必ず志半ばとなるはずです。
僕らにできるのはきっと、その場その場で生まれる人生の選択肢を選び、
それを最期の最期まで続けることだけなんだと思うのです。
そしてそれぞれの選択がいつも最良であるよう、できるだけ意識的に生きるべきなんだ。
おそらく後悔の無い人生というのは、そのように選択し続ける生き方だ、と
近頃思うのです。
選択の自由って素晴らしいね。
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僕の周りは、本当にめったに人が死にません。今思うとびっくりするくらい。
大学時代に友人から
「おまえは友達が死んだときの気持ちなんてわからないだろう」
なんて言われてなかなかショックだったのですが、
実際そうなのでなんとも言えない・・・。
だからたぶん、他の人に比べて僕は人生観とか生命観とかに対して
長い間安穏と無神経にかまえつづけていたフシがあると思うんだけど、
最近になってすこし気になってくると、
なんでもっと若いうちからこういうことちゃんと考えなかったんだろう、と
焦る気持ちもあったりします。
はんちゃ
戸田さんの写真二枚ほど買わしていただいた15歳のガキですm(_ _)m
あたしは数日前、親戚のおばさんを亡くしました。
それで、初めて‘お葬式’と云うものに行ってきたのですが、
やっぱり‘死ぬ’って凄いことなんですね。いや、生きてる事の方が凄いのかもしれませんが。
‘物体’になってしまったおばさんはおばさんではないんですねぇ。
Σ(・д・) かっ関係無いですね、でしゃばってスイマセンm(_ _)m
戸田
コメントありがとうございます。
写真も買ってくださったんですね! どれが良かったですか?
死ぬってことはほんとにすごいことだと思いますよ。
たまたま知り合いのバンドの歌詞と同じことを最近思っていたのですが、
死ぬってことはその死んだ人にとっての世界がまるごとなくなってしまうということなんです。
すごくきれいな夕陽を見た思い出も、昨夜食べたおいしいお味噌汁も、おばあちゃんの膝枕の甘いにおいも、心を吹き飛ばされるくらい感動した音楽も、
誰にも知られることなく消えてしまうんです。
だから、生きられる限りは生きなくちゃ。
※コメントの重複を修正しました。
最近、コメントつけるときの処理が重いみたいなんですよね・・・
カメラ女子
はじめまして。 今日、戸田さんの飛行機から撮影した写真を買わせて頂きました。きれいですね。私この写真好きです。 戸田さんの考え方も好きです。今日同じことを考えてたので。写真、大切にします。ありがとうございます!
戸田
どうもはじめまして。お買い上げありがとうございます。
飛行機の狭い窓からわざわざ撮る空は、
たぶん限られた中だから余計にきれいに見えるんだと思います。
あなたの日常を彩るには些細なものですが、大事にしてやってください。
はんちゃ
あたしは<京都の犬>と<飛行機の窓02>を買わしてもらいましたm(_ _)m
自分で勝手に物語をつけてみてるが好きなんですよねぇ(´▽`〃)
ですよね、生きてる限りは精いっぱい生きなきゃですね(^_^)
誰でも必ず一回は「死にたい」って思うことはあるけど、
その衝動を押し殺して、いっぺん冷静に考えてみるべきですね。
去年はやけに未成年の自殺が流行ったけど…
あっコメントの処理、ありがとうございますm(_ _)m