11月6日に発売されたドイツオレンジのPV集DVD「ブラックサンライズ」を僕が作ったことについては
このBlogでも散々書いていたのでご存じの方も多いとは思いますが、
何かの参考資料になればよいと思いまして、書ける範囲の詳細をここに残しておこうと思います。
まず、使用機材について。
◆ビデオカメラ
「妄想少女M」のみ、PanasonicのAG-DVX100という
ちょっと高級なDVカメラをレンタルして使用しましたが、他は全て一般家庭用のDVカメラ(具体的にはVictorのGR-DVL7)を使用しています。
当初はDVX100をメインで使うつもりでしたが、一般家庭用でも必要なクオリティは確保できたのでDVX100は使いませんでした。
これは予算削減の面からも嬉しい誤算でした。
なお、DVX100のレンタルはY.D.S.さんでお願いしました。深夜の撮影のみ行って午前中に返却するなら1日分の料金で済むのが魅力です。
◆カメラ(フィルム)
「飛空挺ソング」でちょっとだけ出てくる白黒の写真は、普段から使っているCanon EOS-1Nで撮影しました。
レンズはTAMRONの28-80/3.5-5.6という、至って安物です(なにせ中古で5000円・・・)。
海辺の撮影と言う事もありましたし、気軽なスナップにはこのくらいのレンズがちょうどいいです。
フィルムはKodakのBW400CNを使いました。手軽に白黒写真が欲しかったので。フジのパレットプラザで現像してしまった・・・。
◆カメラ(デジタル)
「妄想少女M」での写真と星空、「飛空挺ソング」でのスチルアニメーション的な部分は、これも普段よく使っているCanon EOS D30で撮影しました。
◆編集システム
普通のWindowsパソコンを2台使ってます。
1台はWindows2000を入れたデスクトップ、もう1台はWindowsXPを入れたノートパソコンです。
スペックはあまり大した事ないっていうか割と貧弱ですが、それなりに使えます。
今回使用しましたソフトは以下の通りです。かなりアレなラインナップですが笑わないでください。
<製品>
・Ulead VideoStudio 6 SE Basic
・Adobe Photoshop Elements 2.0
・Sonic MyDVD
<フリーソフト>
・moppi demopaja
・aviutl
・TMPGEnc
・JTrim
・SoundEngine
・砂嵐
・Victor Hi-speed format movie Splitter
えーっと、要はソフトに全くお金をかけてません。製品の方もおまけでついてくるタダソフトだし。
ほとんどの編集作業はVideoStudioでやってます。
どう考えても頭がおかしいとしか思えないユーザインタフェースですが、
やることさえ明確に決まってればそれなりのことはできます。
「サーズデースマイル」で顕著なAdobe AfterEffects的なコンポジションは全てdemopajaを使っています。
使い勝手はとても悪いソフトですが、フリーでここまでやらせてもらえるんだからすごいソフトです。
なぜかうちではWindows2000での起動時に落ちるので、WindowsXP上で動作させています。
demopajaをコンポジションツールとして本気で使っている記事がインターネット上に全くないので、ある程度の詳細なノウハウはここで書いていこうと思います。
全体としてはこんなところで、あとは曲ごとに解説していきます。
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