昨年2010年は、11月から12月にかけて
なんだかんだ結果として何回もsjueのVJをやりました。
誘われるがままに...
そのうち、一番うまくいったなー と思った、
2010年12月8日 高円寺 HIGHでの映像です。
落ち葉の人形が踊ってる映像は、岩沢由子に手伝ってもらって作りました。
かわいい! ライブでの評判も良いです。
VJのソフトについては、1年前のライブ向けに作ったものをベースに、
操作用のGUIや、新しいエフェクトなどを加えて
やはりProcessingで作り直してみました。
カメラ映像の処理ライブラリーとして
以前はJMyronを使っていたのを、OpenCVに変更しました。
新しい試みとして、「シータス」という曲の歌詞を
ライブ演奏中にTwitterで検索して、
その結果をそのまま映像として表示させる、というのをやりました。
世界中の『なう』とライブをつなげる、ちょっとしたインスタレーションですね。
これは、技術的には難しいことはしていません。
http://search.twitter.com/search.json?q=[検索語]
という風に、 Twitter Search APIに対して
歌詞が書いてあるCSVファイルからあらかじめ読み込んだ検索語を投げて、
取得できたJSONを解析してProcessingで表示してます。
JSONの解析には、 http://www.json.org/ で公開されている
org.json ライブラリーをコンパイルして、使っています。
その後も、毎回毎回 細かい処理を見直しながら
ちょっとずつ新しい機能を追加したりして、作りこんでいます。
ProcessingはOpenGLレンダラーを使うと処理速度が向上しますが、
速くならないところもあるので、
そういうところはProcessingに頼らず、直接JOGLを操作した方が良いです。
機材構成は、次のような感じで落ち着きつつあります。
VJをやっていると、バンド向けの照明が控えめに暗くなってしまうので、
暗くてもちゃんと撮れるよう、リアルタイム処理用のカメラについては
AG-DVC30の赤外線撮影モードを使っています。
AG-DVC30は良いカメラですが、もう生産完了してしまったので
これから同様のことをやりたいな、という方は
ナイトショットモードのあるカメラを使うと良いでしょう。
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