GooglePhoneということか。

Appleの初代iPhoneが、時代遅れの素敵なガジェットになるのが
思ってたよりずっと早くなるかもしれないニュースが飛び込んできたよ。
それと、いま携帯電話向けWebシステムを構築している人にとって
今後どうなっちゃうんだろう、と不安のタネになるようなニュースでもある。

Googleが世界33社を巻き込んで、携帯電話向けのオープンソースプラットフォーム「Android」を普及させようとしている。

この合計34社が「Android」のために結成した団体が
Open Handset Alliance ( http://www.openhandsetalliance.com/ )
ほんとうに近日中にプレビュー版SDKがリリースされ、
世界で最初の「Android」搭載携帯は2008年にリリースされる予定。

くだけた話が、GooglePhoneを世界のいろんな会社が作ることになったんだよ。

日本から参加した事業者は、NTTドコモとKDDI。
SoftBankは入っていない。

あと、今のところ34社の中にAppleは含まれていない。
Googleは、AndroidはOS Xにも乗っかると回答しているらしいが
http://japanese.engadget.com/2007/11/05/google-android-oha/
はたして初代iPhoneは対応できるのか。

ほんとうに個人的には、ドコモとKDDIについて
Webブラウザ各機能の実装がAndroidでどう変わってしまうのか、あるいは変わらないのか
あるいはAndroidの制約上、今後実装されない機能も出てしまうのか、
それだけがすごく心配です。
今まで、ある程度は各ハードウェア企業/ソフトウェア企業の中でブラックボックス化されていたがゆえに
なしくずし的に一定のセキュリティを保てていた部分が、
オープンになることでWeb構築側もより神経質にならざるを得ないのか。

今の段階では何を考えても取り越し苦労だから、こまごま見ていくしかないねえ。
あああ。