岩沢由子・戸田広 二人展「valo-kuva」について その1

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岩沢由子さんとの京都での二人展「valo-kuva」が終了して、
はやくも1週間が過ぎようとしています。
とても良い展示ができました! 夢みたいだった!
たくさんのご来場、ほんとうにありがとうございました。

ようやく荷ほどきも終わりましたので、
腰を据えて、今回の展示について詳細を書いておこうと思います。

そもそも恵文社で展示するきっかけは、
岩沢ともどもお世話になっている方から、昨年の二人展「moyo」が終わった後で
2007年の春先に恵文社一乗寺店のギャラリーが空いているようだから展示してみては、
というお話をいただいたことでした。
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もともと岩沢が大好きだった恵文社ですから、
これは良いと後先考えずに勢いでブッキングしてしまいました!

後先考えていなかったため、岩沢も戸田も作品を作るまでに四苦八苦でした。
モチーフがなかなか決定しなかったこともあって、
企画倒れにしてしまったものもたくさんありました。今後の展示で出てくるかな?

無事、恵文社のおもてに展示の看板を出せて、ほんとうに安心しました。
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そんな与太話はともかく、作品の解説に入りましょう。
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会期中のギャラリーアンフェールの全景です。7m x 5mの長方形の部屋を3分割しています。
中央に今回のDM用作品のオブジェを配置し、
それを取り囲むように岩沢ゾーン・戸田ゾーンに分ける、という具合です。
岩沢ゾーンと戸田ゾーンは基本的にはモチーフの共有はせず、
お互いが独立するようにしたのですが、
できあがってみると明暗のコントラストがはっきりついてて、なんとなく意味がつながっているんですよ。
おもしろいな?

DM用作品では背景に絵の水槽が並んでいたのを、
オブジェ化するときに、パーティション代わりの水色の布をたらそう、と決めました。
ちなみに、この布は岩沢の手で染められたものです!すごいな?


後半に続く!