potraceでトレース

potraceというソフトを、最近映像素材作成のためによく使ってます。

どういうソフトかというと、
2値のビットマップ画像からEPSなりSVGなりのベクターデータを自動でトレースしてくれるという
非常に頭の良いソフトです。
自分の手でトレースやったことある人には、この嬉しさがわかるはず。


例として、とあるレコード会社のロゴ画像をEPSに変換してみましょう。

【元画像】
nomadiclogo_1.jpg

【2値化】
nomadiclogo_2.jpg

【potrace実行】
何もオプション指定しなければEPSファイルが出力されます。
screen.jpg


出力されたEPSファイルはこちら。
nomadiclogo_3.jpg
あんな小さい画像で何もオプション指定しなくても、この程度は出せるのです。
すごいな?
もちろん、元画像の解像度が上がれば、トレース精度も飛躍的に向上します。

上の画面はWindowsですが、
MacOS X用もLinux用もコンパイル済みで公開されているので
我が家の映像編集環境でも、何の問題もなく使っています。
いいぞ?これは。