うっかりBack To The Future

ついうっかり、Back To The Futureを3部作一気に見てしまった。
だってだって おもしろいんだもの 大好きなんだもの。

小さい頃に見て、すげ??????おもしろかったのですよ。
大きくなって見ても、すげ??????おもしろい。

この映画のいいところは挙げればきりがないのだけど、
たとえば、SF映画なんだけどSF的なツールはタイムマシンしか出てこないところ。
だから何か苦難があったときには便利な力や道具は使えず、
人が悩んで、考えて、解決策をひねり出して、でもなかなか筋書き通りにうまくは行かなくて、
それでもがんばって、といった感じのすごく人間くさくて素敵なストーリー。

そのストーリーも無駄が全くなくて、出てきた要素はどんな小さなものでも必ず存在理由があること。

あとはほとんど人が死なないところね。
悪者をこらしめたりはするけど・・・。

そしてここは人により評価の分かれるところだけど、
僕が一番好きなのは3作目。
偏屈だったブラウン博士の人間味がにじみ出てたりとか、
SF映画のくせに舞台がアメリカ西部開拓時代だから すごく不便なのに
その中でどうにか解決策を導こうとするストーリーとか。

まあとにかく良いのです。


今回はロバート・ゼメキスやらのインタビュー映像も見てたのですが、
驚きだったのは、あんなに緻密な脚本なのに最初から遠大な構想があったわけじゃないこと。
出演者事情とかの制作上どうしようもないところから着想して作ってたところが大きいみたい。
そもそも製作者が工夫して工夫してがんばってたのね。

昨今の製作者に爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいところだわ。


人の工夫って素晴らしい。