【当日の映像】
遅くなりましたが、3月8日から16日までやっていた
二人展「39mart!」について簡単にレポートします。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
今回は、2月のはじめにいつも非常にお世話になっている方から
3月9日前後に岩沢と稲毛Dropsでアートイベントをやらないか、
というお誘いがあったのがきっかけでした。
たまたまインスタレーションっぽいアイディアをいくつか思いついていたこと、
準備期間が1か月程度だったこと、
岩沢が別の展示の準備を控えていることなどを考えて、
あまり準備に時間をかけないでも成立する
ご来場者向けの参加型展示にしぼることにしました。
岩沢とふたりで展示内容を考えていくうちに意図せずまとまってきたコンセプトが、
言葉にすると「自分の姿を残していく」という感じです。
岩沢は、電車にご来場者の似顔絵をひたすら乗せていきました。
人が来れば来るほど楽しい!
戸田は、「じっとしていると自分の姿が壁に焼きつく写真」を作りました。
Xcode に含まれている Quartz Composer というソフトから
MacBookの内蔵カメラを起動して、常時リアルタイム処理します。
http://developer.apple.com/graphicsimaging/quartz/quartzcomposer.html
処理結果の画像は自作したプロジェクターで壁に投影して、
影が壁に焼きついたような効果を演出しました。
プロジェクターはもう1個作って、
写真のスライドショーを投影展示しました。
昨年から自作プロジェクターでの展示にこだわっています。
自分の場合、紙での展示よりプロジェクターの方が合っているような気がするのと、
大判印刷での展示がエライのだ! 大きいのがイイのだ!
みたいな風潮が強いところに抗いたいという気持ちがあって
手作りの限界みたいなささやかな範囲で最もシンプルな形でやりたいな、と思うからです。
これは昨年の「valo-kuva」のときに作った12cm四方のキューブ型液晶テレビです。
ほんとうは3個あるのですが、今回は1個だけ使って今まで作ったPVなどを流していました。
とかくおおげさになりがちな映像の展示ですが
もっとご来場者のペースで、個人的に見られる展示であってもいいな、
と思って作ったものです。
「valo-kuva」で使ったパネルも、
せっかくなので持ち込んでみました。
今回の物販は、ポストカードをひたすら並べてみました。
意外なものが多く売れて、ちょっと驚き。
今回の展示は、お茶を飲みながら非常にリラックスしてできました。
楽しかった〜
戸田は次はいつできるかわからないんですが、
岩沢は割とすぐ次の展示がありますので
こまめにチェックしてやってください。
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